ミニバレーの国際化による幼児・障がい者への普及 ~ロシア・サハリン州の事例をもとに~

1972年に北海道大樹町で考案されたミニバレーは,北海道内各地で親しまれている「ニュースポーツ」の1つである.ミニバレーは,誕生から40年余りが経過し,現在は世界40か国以上に普及され,とりわけロシア全土で急速に愛好者が拡大している. そこで,本稿の目的はミニバレーの国際化,とりわけロシア・サハリン州における幼児や,障がい者への普及の過程を確認するとともに,今後のさらなる国際化の可能性について探ることとする.北海道大樹町発の「ニュースポーツ」が,海外では北海道や日本国内の普及展開とは異なる位相で拡大しつつある.現時点において,ミニバレー普及の国際化を時系列かつ即時的に整理することが,今後ニュー...

Full description

Bibliographic Details
Main Author: 侘美 俊輔
Format: Report
Language:Japanese
Published: 稚内北星学園大学 2019
Subjects:
Online Access:https://wakhok.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=455
http://id.nii.ac.jp/1079/00000439/
https://wakhok.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=455&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1
Description
Summary:1972年に北海道大樹町で考案されたミニバレーは,北海道内各地で親しまれている「ニュースポーツ」の1つである.ミニバレーは,誕生から40年余りが経過し,現在は世界40か国以上に普及され,とりわけロシア全土で急速に愛好者が拡大している. そこで,本稿の目的はミニバレーの国際化,とりわけロシア・サハリン州における幼児や,障がい者への普及の過程を確認するとともに,今後のさらなる国際化の可能性について探ることとする.北海道大樹町発の「ニュースポーツ」が,海外では北海道や日本国内の普及展開とは異なる位相で拡大しつつある.現時点において,ミニバレー普及の国際化を時系列かつ即時的に整理することが,今後ニュースポーツとして普及・拡大するうえでの貴重な資料となることが予想される.