南島で発見されたオガサワラオオコウモリの捕食死体

2015年1月に、小笠原諸島父島列島南島で、オガサワラオオコウモリPteropus pselaphon の新鮮な死体を発見した。本例は、オガサワラオオコウモリの南島での初認である。死体は、オガサワラオオコウモリが猛禽類によって捕食された痕跡と考えられた。2種の捕食者候補、小笠原固有猛禽類オガサワラノスリButeo buteo toyoshimai、冬鳥ハヤブサFalco peregrinus のうち、ハヤブサが捕食者であった可能性が高い。...

Full description

Bibliographic Details
Main Author: 千葉 夕佳
Format: Report
Language:Japanese
Published: 首都大学東京小笠原研究委員会 2018
Subjects:
Online Access:https://tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=7188
http://hdl.handle.net/10748/00010588
https://tokyo-metro-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=7188&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1
Description
Summary:2015年1月に、小笠原諸島父島列島南島で、オガサワラオオコウモリPteropus pselaphon の新鮮な死体を発見した。本例は、オガサワラオオコウモリの南島での初認である。死体は、オガサワラオオコウモリが猛禽類によって捕食された痕跡と考えられた。2種の捕食者候補、小笠原固有猛禽類オガサワラノスリButeo buteo toyoshimai、冬鳥ハヤブサFalco peregrinus のうち、ハヤブサが捕食者であった可能性が高い。