ナンキョク エンガンイキ デノ ブラックカーボン キセツ ヘンカ ト ユソウ カテイ
P(論文) 2004年2月~ 2007年1月(JARE-45~ JARE-47)に南極昭和基地で,大気中ブラックカーボン(BC)の連続観測を実施した.昭和基地での観測期間中のBC濃度範囲は,検出下限~ 176 ng m^3 だった.4-10月には,低気圧の接近やブロッキング現象による中緯度から極域に向けた空気塊の流入により,BC濃度の増加が頻繁に観測された.BC濃度の高い空気塊は,大西洋やインド洋から対流圏下部経由で南極沿岸域である昭和基地へ輸送されていた.夏季(11-2月)に,BC濃度は地上風速と共に日変化を示し,大陸から吹き下りるカタバ風内でBC濃度が増加していた.南極大陸内でのBCソース...
Main Authors: | , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , |
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Language: | Japanese |
Published: |
2010
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Subjects: | |
Online Access: | https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/9575/files/KJ00007137279.pdf https://doi.org/10.15094/00009575 https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/9575 |