カイヨウ カンソク センヨウセン ニヨル ナンキョクカイ ノ タイキ エアロゾル カンソク
P(論文) 南極海における大気エアロゾル粒子の粒径分布やイオン成分濃度,先駆ガス濃度の時空間分布を調べるために,「白鳳丸」や「タンガロア」,「海鷹丸」による船上観測をおこなった.海況の穏やかな南極海での観測では,直径0.1 μm以上の既存エアロゾル粒子数濃度が著しく低い条件下で,高濃度の核生成モード粒子(直径<20 nm)を観測することがあった.逆に,既存のエアロゾル粒子数濃度が高い場合には,核生成モード粒子数濃度の増加は見られなかった.2005年1月に「海鷹丸」で観測したリュツォ・ホルム湾洋上のエアロゾル粒子中主要イオン濃度は,昭和基地で1月に観測される平均的な濃度とほぼ同じであった....
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Language: | Japanese |
Published: |
2010
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Subjects: | |
Online Access: | https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/9567/files/KJ00007136779.pdf https://doi.org/10.15094/00009567 https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/9567 |