ヒガシ オングルトウ エンガン デノ ヒョウカ センスイ チョウサ ホウコク

• Main Authors: 渡辺, 研太郎, ワタナベ, ケンタロウ, 中嶋, 泰, ナカジマ, ヤスシ, 内藤, 靖彦, ナイトウ, ヤスヒコ, Watanabe, Kentaro, Nakajima, Yasushi, Naito, Yasuhiko
• Language: Japanese
• Published: 1982
• Subjects: 59(26); Antarctic; The Antarctic; Syowa Station; Ongul; Ongul Island; East Ongul Island; Antarc*; Antarctica
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/8307/files/KJ00000139521.pdf; https://doi.org/10.15094/00008307; https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/8307

P(論文) 1981年1月15日から31日にかけて, 昭和基地付近の3点(底質は砂地と岩場)において, 第21次南極地域観測越冬隊および第22次夏隊に参加した3名が, SCUBA(自給気潜水器)を用いた生物調査を行った。潜水回数は15回, 延べ33回・人。各回の潜水時間は約45分, 最大55分で, 最大潜水深度は18mであった。使用したドライスーツをはじめとする潜水機材は, 南極の夏季の潜水作業には十分な性能を備えていることが判明した。調査の結果, これまでトラップでは採集できなかったナンキョクツキヒガイなどのろ過食性生物を含め, 約200点の底生生物を採集した。このほか35mmカラーフィルム...