ロガン チタイ ニ オケル ジユウ セイカツ セイ ダニ ノ ブンプ ミツド

• Main Authors: 大山, 佳邦, オオヤマ, ヨシクニ, Ohyama, Yoshikuni
• Language: English
• Published: 国立極地研究所 1977
• Subjects: 59(21); East Antarctica; Syowa Station; Ongul; Ongul Island; Langhovde; East Ongul Island; Skarvsnes; Antarc*; Antarctica; antarcticus; Nanorchestes antarcticus; Mite
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/7964/files/KJ00000140642.pdf; https://doi.org/10.15094/00007964; https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/7964

P(論文) 南極の昭和基地付近の露岩地帯には,一見植生のない砂地にも3種の自由生活性のダニが分布している. 1976年の1月と2月に東・西オングル島,ラングホブデ,スカルブスネスの各露岩地帯で,直径6cm,深さ1cmのシャーレに一杯の砂を採取し,floatation法によりダニを分離し個体密度を調査した.出現したダニはほとんどNanorchestes antarcticusであり,これはすべて砂地で採取したためと考えられる.他の2種はTydeus erebusがラングホブデの雪鳥沢の下流で9個体, Protereunetes minitusが西オングル島で2個体発見されたにすぎない各露岩地帯で...