ヒガシ オングルトウ ノ ドジョウ カンキョウ

P(論文) 1974年1月7日から2月4日まで,東オングル島で採取した16地点の土壌の理化学性に関する分析を試みた.それによれば東オングル島の土壌は,粒径の大きい粗砂あるいは細砂に属し,土壌が置換できる塩基の最大容量を示す塩基置換容量は,1.15~5.87 me/100 g soil と日本国内の畑地の5分の1程度の値であり,養分保持力が小さく,養分欠乏を起しやすい土質といえた.また全置換性塩基は0.67~12.7 me/100 g soil, 塩基飽和度は43~217%であった.島の東部から西南部にかけては,海塩粒子等の影響と思われる水溶性ナトリウムが高濃度で検出された.東オングル島内で作物...

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Bibliographic Details
Main Authors: 唐沢, 栄, カラサワ, サカエ, 矢沢, 篤子, ヤザワ, アツコ, 遠藤, 陽子, エンドウ, ヨウコ, Karasawa, Sakae, Yazawa, Atsuko, Endo, Yoko
Language:Japanese
Published: 国立極地研究所 1977
Subjects:
Online Access:https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/7942/files/KJ00000140620.pdf
https://doi.org/10.15094/00007942
https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/7942