セキセツ カラ ヒョウガ ヘノ ヘンカ ノ ショダンカイ

P(論文) 南極大陸につもった雪は,長年月とけることなく,氷となって氷河にかわる.北海道の雪も冬はほとんどとけない.そして,冬のあいだに大きな変化をうけ,春とけさるころには,しまった固い雪になっている.それで,北海道の雪が冬のあいだにうける変化は,南極の雪が氷に変ってゆく過程のはじめの部分と多くの点で似ているにちがいない.この意味で,低温科学研究所で行なわれた北海道の雪についての研究結果は,南極の雪氷を研究するにあたって参考になると思う.これらの研究結果のうちから,次のものをえらび,簡単な説明を加える.(1)積雪の微細組織の変化.(2)焼結現象.(3)積雪全層の一般的変化.(4)日射による積雪...

Full description

Bibliographic Details
Main Authors: 吉田, 順五, ヨシダ, ジュンゴ, YOSIDA, Zyungo
Language:English
Published: 国立極地研究所 1961
Subjects:
Online Access:https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/7006/files/KJ00002406670.pdf
https://doi.org/10.15094/00007006
https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/7006
_version_ 1829298736015081472
author 吉田, 順五
ヨシダ, ジュンゴ
YOSIDA, Zyungo
author_facet 吉田, 順五
ヨシダ, ジュンゴ
YOSIDA, Zyungo
author_sort 吉田, 順五
collection National Institute of Polar Research Repository, Japan
description P(論文) 南極大陸につもった雪は,長年月とけることなく,氷となって氷河にかわる.北海道の雪も冬はほとんどとけない.そして,冬のあいだに大きな変化をうけ,春とけさるころには,しまった固い雪になっている.それで,北海道の雪が冬のあいだにうける変化は,南極の雪が氷に変ってゆく過程のはじめの部分と多くの点で似ているにちがいない.この意味で,低温科学研究所で行なわれた北海道の雪についての研究結果は,南極の雪氷を研究するにあたって参考になると思う.これらの研究結果のうちから,次のものをえらび,簡単な説明を加える.(1)積雪の微細組織の変化.(2)焼結現象.(3)積雪全層の一般的変化.(4)日射による積雪の内部融解. departmental bulletin paper
genre Antarc*
Antarctic
genre_facet Antarc*
Antarctic
geographic Antarctic
geographic_facet Antarctic
id ftnipr:oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00007006
institution Open Polar
language English
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op_doi https://doi.org/10.15094/00007006
op_relation 南極資料
11
732
736
AN00181831
00857289
https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/7006/files/KJ00002406670.pdf
https://doi.org/10.15094/00007006
https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/7006
publishDate 1961
publisher 国立極地研究所
record_format openpolar
spelling ftnipr:oai:nipr.repo.nii.ac.jp:00007006 2025-04-13T14:08:53+00:00 セキセツ カラ ヒョウガ ヘノ ヘンカ ノ ショダンカイ 積雪から氷河への変化の初段階(地学部門)(<特集>南極シンポジウム) The First Stage in the Change of Snow into Glacier Ice (EARTH SCIENCE) (<Special Publication>Antarctic Symposium in Tokyo, 1960) 吉田, 順五 ヨシダ, ジュンゴ YOSIDA, Zyungo 1961-01 application/pdf https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/7006/files/KJ00002406670.pdf https://doi.org/10.15094/00007006 https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/7006 eng eng 国立極地研究所 南極資料 11 732 736 AN00181831 00857289 https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/7006/files/KJ00002406670.pdf https://doi.org/10.15094/00007006 https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/7006 1961 ftnipr https://doi.org/10.15094/00007006 2025-03-19T10:19:57Z P(論文) 南極大陸につもった雪は,長年月とけることなく,氷となって氷河にかわる.北海道の雪も冬はほとんどとけない.そして,冬のあいだに大きな変化をうけ,春とけさるころには,しまった固い雪になっている.それで,北海道の雪が冬のあいだにうける変化は,南極の雪が氷に変ってゆく過程のはじめの部分と多くの点で似ているにちがいない.この意味で,低温科学研究所で行なわれた北海道の雪についての研究結果は,南極の雪氷を研究するにあたって参考になると思う.これらの研究結果のうちから,次のものをえらび,簡単な説明を加える.(1)積雪の微細組織の変化.(2)焼結現象.(3)積雪全層の一般的変化.(4)日射による積雪の内部融解. departmental bulletin paper Other/Unknown Material Antarc* Antarctic National Institute of Polar Research Repository, Japan Antarctic
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ヨシダ, ジュンゴ
YOSIDA, Zyungo
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