フロンによる南極上空のオゾン層破壊説の検証(その1 疑問点について)

本論文は、「フロンガスによるオゾン層破壊」説に対する疑問点について述べている。ノーベル賞受賞者がキーポイントとして指摘している文中のFig.4(a)では、オゾンが分解して生成するとされているClOが増加しているのに、オゾンの量が減少しているようには見えない。Fig,(a)と(b)からは、ClOの生成とオゾンの分解は無関係にみえる。 This paper presents questions about the theory of ozone layer disruption by chlorofluorocarbon (CFC).In the article, Fig. 4 (a), whic...

Full description

Bibliographic Details
Main Authors: 山下, 正和, ヤマシタ, マサカズ, Yamashita, Masakazu
Language:Japanese
Published: 同志社大学理工学研究所 2007
Subjects:
Online Access:https://doshisha.repo.nii.ac.jp/record/19935/files/023048020007.pdf
Description
Summary:本論文は、「フロンガスによるオゾン層破壊」説に対する疑問点について述べている。ノーベル賞受賞者がキーポイントとして指摘している文中のFig.4(a)では、オゾンが分解して生成するとされているClOが増加しているのに、オゾンの量が減少しているようには見えない。Fig,(a)と(b)からは、ClOの生成とオゾンの分解は無関係にみえる。 This paper presents questions about the theory of ozone layer disruption by chlorofluorocarbon (CFC).In the article, Fig. 4 (a), which a Nobel Prize winner mentioned as a key point, shows an increase in the level of C10, which is considered as a decomposition product of ozone, but no apparent decrease in the amount of ozone.Figs. 4 (a) and (b) indicate no relationship between C10 production and ozone decomposition. application/pdf departmental bulletin paper