In SARを用いた南極域における接地線と氷床表面形態の決定に関する基礎研究

極域氷床変動を知る上で、grounding line(接地線)、氷床表面地形(高さ)、氷床流動速 度を知ることが重要である。これらのパラメータについて、人工衛星搭載の合成開口レー ダ(Synthetic Aperture Radar : SAR と略す)から得られるデータを用いた干渉SAR解析 (Interferometric SAR : InSARと略す)が有効であることが知られつつある。InSARでは、 棚氷の海洋潮汐による上下動を利用したgrounding line の抽出や、氷床DEMの作成、氷床 流動の解析などが可能である。本研究では、これまで試行的には行われてきたInSARによ る...

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Bibliographic Details
Main Authors: 山之口 勤, ヤマノクチ ツトム, Tsutomu YAMANOKUCHI
Format: Thesis
Language:Japanese
Published: 2007
Subjects:
Online Access:https://ir.soken.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=832
http://id.nii.ac.jp/1013/00000832/