2019年1月に北の浦（リュツォホルム湾・東南極）で採集された魚類の記録

• Main Authors: 西澤 秀明, 市川 光太郎, 浅井 咲樹, 荒井 修亮, 三田村 啓理, 宮本 佳則, 岩見 哲夫
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 国立極地研究所 2019
• Subjects: ナンキョクカジカ亜目; 昭和基地; ショウワギス; ヒレトゲギス; Notothenioidei; Syowa Station; Trematomus bernacchii; Trematomus pennellii; Antarctic; The Antarctic; East Antarctica; Lützow-Holm Bay; Ura; Kita-no-ura; Antarc*; Antarctica
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=15909; http://id.nii.ac.jp/1291/00015803/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=15909&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

漁業活動や環境変化による南極海洋生態系への影響を評価する上で，魚類相のモニタリングを継続的におこなうことが求められる．2019 年1 月に北の浦（リュツォホルム湾・東南極）でナンキョクカジカ亜目Notothenioidei の魚類計5 種，52 個体を採集した．最も多く採集されたのはショウワギスTrematomus bernacchii（39 個体）であり，次に多く採集されたのはヒレトゲギスT. pennellii（10 個体）であった．本調査では過去の報告に比べてヒレトゲギスの採集が多く，ウロコギスT. hansoni の採集が少なかった（1 個体）．ショウワギスとヒレトゲギスについて体重と...