リュツォ・ホルム湾，プリンスオラフ海岸，及び，エンダビーランド地質調査隊報告2016-2017（JARE-58）

• Main Authors: 外田 智千, 馬場 壮太郎, 亀井 淳志, 北野 一平, 本吉 洋一, Nantasin Prayath, Setiawan Nugroho Imam, Dashbaatar Davaa-Ochir
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 国立極地研究所 2017
• Subjects: 地質調査; リュツォ・ホルム湾; プリンスオラフ海岸; エンダビーランド; geological field survey; Lützow-Holm Bay; Prince Olav Coast; Enderby Land; 551.1/.4:552; Antarctic; Austral; Antarc*
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=14366; http://id.nii.ac.jp/1291/00014291/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=14366&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

第58次日本南極地域観測隊（JARE-58）では，2016−2017の夏期期間にリュツォ・ホルム湾，プリンスオラフ海岸，及び，エンダビーランドにおいて地質調査をおこなった．調査隊のメンバーは，日本人地質研究者4名とアジア地域（タイ，インドネシア，モンゴル）の交換科学者3名で構成され，本吉隊長が一部期間の調査に加わった．第58次夏期観測では，「しらせ」搭載の2機の大型ヘリコプター（CH101）とともに観測隊チャーターの小型ヘリコプター（AS350）1機による野外調査の支援がなされた．本稿では，観測計画を実施するための，主に設営面での計画，準備，そして行動経過について報告する．The 58th J...