無線LANを用いたGPSデータ遠隔回収システムの開発

• Main Authors: 土井 浩一郎, 青山 雄一, 船木 實, 大園 伸吾, 早河 秀章, Koichiro Doi, Yuichi Aoyama, Minoru Funaki, Shingo Osono, Hideaki Hayakawa
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 情報・システム研究機構国立極地研究所 2012
• Subjects: 62(*2); Nisi-no-ura; Syowa Station; Ura; Antarc*; Antarctica; Sea ice
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=9666; http://id.nii.ac.jp/1291/00009666/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=9666&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

無線LANを利用した2周波GPSデータ遠隔回収システムを開発した.このシステムは,GPSロガーとデータ送信装置からなる地上観測装置とデータ回収装置で構成され,コマンド送受信にはZigBee通信(2.4 GHz, 250 Kbps)を, GPSデータの送受信には無線LAN通信(2.4 GHz, 54 Mbps)を使用する.GPSロガーで収録された1秒サンプリングデータから毎日作成される30秒サンプリングデータファイルが送信される. これまで,(1)地上でのデータ回収試験,(2) 小型無人飛行機によるデータ回収試験,(3) 昭和基地・西の浦での実データ回収試験を実施した.(1) では,最大400...