カキ ナンキョク タイリュウケン チュウ ノ エアロゾル リュウシ ノ ブンプ ト コンゴウ ジョウタイ ANTSYO-II(AGAMES) カンソク

• Main Authors: 原, 圭一郎, ハラ, ケイイチロウ, 平沢, 尚彦, ヒラサワ, ナオヒコ, 山内, 恭, ヤマノウチ, タカシ, 和田, 誠, ワダ, マコト, Herber, Andreas, Hara, Keiichiro, Hirasawa, Naohiko, Yamanouchi, Takashi, Wada, Makoto
• Language: Japanese
• Published: 2010
• Subjects: 551.5; Antarctic; The Antarctic; Austral; Neumayer; Syowa Station; Kohnen; Antarc*
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/9581/files/KJ00007139179.pdf; https://doi.org/10.15094/00009581; https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/9581

P(論文) 2006年12月～ 2007年1月に,南極域で航空機を使用した大気観測(ANTSYO-II: AGAMES)を実施した.エアロゾル観測及びエアロゾルの直接採集は,Neumayer基地,Kohnen基地,S17航空拠点(昭和基地付近)で実施した.個別粒子分析用のエアロゾル試料は1段式のインパクターを用いて,地上付近から約7500 mの高度領域で捕集し,28回の観測飛行で試料を得た.個別粒子分析の結果,主要なエアロゾル粒子は硫酸粒子だった.さらに,南極域上空でも燃焼起源のエアロゾル粒子(スス・K含有硫酸塩)が確認された.また,土壌粒子や海塩粒子も自由対流圏中で観測された.この結果は,夏...