ヒガシナンキョク ソウヤカイガン ラングホブデイキ ニアル ヒョウガ イケ (カショウ) ノ タネンセイ セツテイボウ ケッカイ ケッカイ ニ トモナッタ カクラン ニヨル コショウ ナイ ト ソノ シュウヘン ショクセイ ヘノ エイキョウ ニ カンスル コウサツ
P(論文) 南極の陸域環境の植物の分布と定着は,洪水をも含む環境の物理的撹乱による制限を強く受けていると考えられる.近年(第47次観測隊以降),日本南極地域観測隊の活動を通じ,東南極宗谷海岸のラングホブデ域にある氷河池(仮称)の多年性雪の堤防に大きな穴が開き決壊したことを確認した.同様の現象は約25年前にも報告されている.以前の穴はその後閉塞し,今回の決壊直前まで氷河融解水が涵養した湖沼となっていたが,現在ではその湖水のほとんどが失われ,湖の面積は著しく縮小している.ラングホブデ南部にある隣接したいくつかの渓谷及び湖沼は,土壌藻類・地衣類・蘚類や湖底藻類蘚類群落が発達した地域として知られている...
Main Authors: | , , , , , , , , , , , , , , |
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Language: | English |
Published: |
2009
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Subjects: | |
Online Access: | https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/9488/files/KJ00005231879.pdf https://doi.org/10.15094/00009488 https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/9488 |