南極ドームふじ基地の天文観測サイト利用に関する予備調査 -夏季接地乱流層の検出及び輸送中の振動記録-

• Main Authors: 高遠 徳尚, 浦口 史寛, 本山 秀明, 福井 幸太郎, 田口 真, 市川 隆, 谷口 友一郎, 村田 千紘, Naruhisa Takato, Fumihiro Uraguchi, Hideaki Motoyama, Kotaro Fukui, Makoto Taguchi, Takashi Ichikawa, Yuichiro Taniguchi, Chihiro Murata
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 国立天文台ハワイ観測所/国立天文台ハワイ観測所/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/情報・システム研究機構国立極地研究所/東北大学大学院理学研究科天文学専攻/東北大学大学院理学研究科天文学専攻/東北大学大学院理学研究科天文学専攻 2008
• Subjects: 551.5; Antarctic; Dome Fuji; The Antarctic; Antarc*
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=9444; http://id.nii.ac.jp/1291/00009444/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=9444&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

南極中央高地は水蒸気量が極めて少なく低温で,かつ気流の乱れが少ないため,地球上で最も優れた天体観測が行える場所である可能性が高い.その調査の一環として,ドームふじ基地においてSODARによる接地境界乱流の測定を,第48次南極地域観測隊に委託して行った.2006年12月21日～2007年1月14日の連続25日間の有効な測定データ(乱流強度,3次元風速)が得られたので報告する.太陽高度に対応した乱流層高度の明瞭な日変化が見られた.また装置輸送時に測定した加速度計の記録も合わせて報告する. The Antarctic plateau can be the best astronomical obse...