ヒガシ ナンキョク ウィルクスランド オキ シンカイテイ タイセキブツ ノ シゼン ザンリョウ ジカ ノ トクセイ
P(論文) 東南極ウィルクスランド沖から採取された深海底堆積物の自然残留磁化(NRM)の特性を明らかにするため,古地磁気・岩石磁気実験が行われた.コア長は540cmである.すべての試料に対し,5mTから100mTまでの段階交流消磁実験を行った.本試料は,他地域における一般的な堆積物の10倍から100倍ものNRM強度を示した.コアの上部460cmでは,大部分の試料が一つの安定な残留磁化成分を持っており,100mTの交流磁場でも消磁できない特異な高安定成分の存在が確認された.これに対し,コア下部では二次磁化を獲得して不安定な消磁曲線を描く試料が多く存在した.全試料に対し詳細な消磁実験を行ったところ...
Main Authors: | , , , , , |
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Language: | English |
Published: |
2003
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Subjects: | |
Online Access: | https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/9269/files/KJ00000139390.pdf https://doi.org/10.15094/00009269 https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/9269 |