セールロンダーネ山地周辺の雪氷学的調査

• Main Authors: 本山 秀明, 東 信彦, 藤田 秀二, Hideaki Motoyama, Nobuhiko Azuma, Shuji Fujita
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 国立極地研究所 1997
• Subjects: 551.32; Antarctic; Breid Bay; East Antarctic Ice Sheet; Mizuho; Mizuho Plateau; Sor Rondane Mountains; Sor-Rondane; Yamato; Antarc*; Ice Sheet; Ice Shelf; Ice Shelves
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8989; http://id.nii.ac.jp/1291/00008989/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8989&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

みずほ高原氷床の西に接する地域では氷床の流下は大陸の海岸に沿った山脈(Sor Rondane, Belgica and Yamato Mountains etc.)によってせき止められている。そして氷床の縁には棚氷が発達している。従って氷床の形態や流動の様子はみずほ高原とは著しく異なっている。気候変動に対する東南極氷床の応答を議論するためには, 山脈の存在が氷床の安定性にどのような影響を及ぼすのかを知る必要がある。この流域の氷床が近年の気候変動に対応して現在拡大してるのか縮小してるのか, さらに過去どのような状態であったのかを調べる目的で次のような雪氷学的調査が行われた。1) セールロンダーネ...