テイチャクヒョウジョウ ノ ビキショウ・ネツシュウシ
P(論文) 南極リュツォ・ホルム湾オングル海峡中央部において, 1990年の3月末-12月初めの間, 積雪層を伴った定着氷上の微気象が観測された。日射量の年変化に対応して, 放射収支が年変化した。放射収支は極夜が明けるまでは負であったが, 10月以降正に転じた。放射収支の変化に対応して, 大気から積雪層への顕熱輸送量も定着氷から積雪層への熱伝導量も変化した。特に, 顕熱輸送量は放射収支の変化のミラーイメージの様な変化を示した。卓越風の風速が増すにつれて, 気温と湿度が増加し, 放射による熱損失や大気から積雪への顕熱輸送量, 定着氷から積雪層への熱伝導量は減少した。 Micrometeorolo...
Main Authors: | , , |
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Language: | Japanese |
Published: |
1997
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Subjects: | |
Online Access: | https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/8984/files/KJ00000140333.pdf https://doi.org/10.15094/00008984 https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/8984 |