リュツォ・ホルム ワン エンガン ポリニア イキ ニオケル カイヒョウ セイサン ト タイリュウ コンゴウ

• Main Authors: 牛尾, 収輝, ウシオ, シュウキ, 滝沢, 隆俊, タキザワ, タカトシ, 大島, 慶一郎, オオシマ, ケイイチロウ, 河村, 俊行, カワムラ, トシユキ, Ushio, Shuki, Takizawa, Takatoshi, Ohshima, Kay I., Kawamura, Toshiyuki
• Language: Japanese
• Published: 1997
• Subjects: 551.46; Breid Bay; Antarc*; Antarctica
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/8979/files/KJ00000140328.pdf; https://doi.org/10.15094/00008979; https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/8979

P(論文) 南極リュツォ・ホルム湾周辺における海洋観測データを用いて, 大陸沿岸に形成されるポリニヤ(海氷野内の開水面または薄氷域)の海洋構造の特性を調べた。この沿岸ポリニヤ域では, 人工衛星画像や航空機からの目視観測結果によると, ほぼ通年にわたって開水面が形成されており, 冬季は新成氷が生産され続けていること, 海洋上層の水温は結氷温度に達していることがわかった。また, ポリニヤ域の対流混合層は, 沖合流氷域のそれよりも厚く発達している。さらに, 対流混合層内の溶存酵素量データから, 深層水の取り込み(entrainment)が生じている可能性も示唆された。 A coastal polyn...