リュツォ・ホルム湾域のアルベド分布

NOAA/AVHRRデータから狭帯域地表面アルベドを推定する方法が開発され, 南極リュツォ・ホルム湾およびその周辺における1990年の地表面アルベド分布の解析に適用された。その結果, 16枚の地表面アルベド分布図が描かれた。衛星データから推定されたアルベドとオングル海峡上で実測されたアルベドを比較すると, 衛星から推定された狭帯域アルベドは, -4%程度の系統誤差はあるものの, 地上で観測された全波長域アルベドの日平均値とよく一致することが明らかである。当該地域の地表面アルベド分布には特徴的なパターンがあることも明らかである。開水域の海面は5%以下の低いアルベドであるのに対して, 流氷域と定着...

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Bibliographic Details
Main Authors: 中川 清隆, Kiyotaka Nakagawa
Format: Report
Language:Japanese
Published: 上越教育大学自然系 1997
Subjects:
Online Access:https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8961
http://id.nii.ac.jp/1291/00008961/
https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8961&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1