昭和基地周辺の気象経過

• Main Authors: 金戸 進, Susumu Kaneto
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 気象庁 1997
• Subjects: 551.5; Antarctic; The Antarctic; Syowa Station; Mizuho; Mizuho Station; Antarc*; Sea ice
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8957; http://id.nii.ac.jp/1291/00008957/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8957&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

南極域における気候変動に関する総合研究(ACR)期間中(1987年-1991年)の昭和基地とあすか観測拠点の気象経過を, 過去の気象データと比較するなどして, その特徴を示した。昭和基地では期間前半, 風が弱く周辺の海氷上では積雪の少ない状態が続き夏期間に海氷の流出がたびたびあった。下部成層圏では1988年春に過去最大級の突然昇温を観測したが, 極渦の解消には至らなかったとみられる。あすか観測拠点では, ほぼ5年間のデータが得られ, 内陸基地では最も大きい年平均風速12.6m/sを記録した。 Meteorological data obtained at Syowa Station and A...