Field measurement of the photosynthesis of mosses with a portable CO2 porometer at Langhovde, East Antarctica

• Main Authors: 伊野 良夫, Yoshio Ino
• Format: Report
• Language: English
• Published: 早稲田大学教育学部 1994
• Subjects: 59(21); East Antarctica; Langhovde; Antarc*; Antarctica
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8854; http://id.nii.ac.jp/1291/00008854/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8854&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

南極に生育する植物の一次生産量を計算するためや, 蘚類・地衣類の環境適応を調べるために, 光合成の測定がなされてきたが, その例は少ない。この測定には多くの計器, 機材が必要とされ, それが南極での測定が少ない原因と考えられる。近年, 数種の携帯用の光合成・蒸散測定装置が発売された(例えば, The Analytical Development社, LI-COR社, Warz社)が, これらはいずれも葉を挾んで, その二酸化炭素の取り込みを測定するものであり, 蘚類・地衣類には用いることができなかった。9cmシャーレが入る小型同化箱を開発し, 測定装置(小糸製作所, KIP9000)をそれにあ...