Construction of ice domes at Asuka Station in Antarctica

アイスドームの製作技術と時間によるその変形を研究するために, アイスドームの建設が試みられた。直径10mの膜を送風機で膨らませ, 水と雪をこの上にかけた。約13tの水を使って厚さ7cm, 高さ3mのものができあがった。天井はクリープにより, 徐々に変形が進み, 中央部は99日間で55mm沈下した。また, 夏にはアイスドームの厚さが昇華により急速に薄くなったため, ロータリ除雪車で時々雪掛けを行った。このアイスドームは倉庫あるいは作業場として有効に使用できた。もうひとつのアイスドームは, このために持ち込んだ造水装置を使用して実施したが, 強風と低温で大変な作業だった。また, 水を使わない雪だけ...

Full description

Bibliographic Details
Main Authors: 石沢 賢二, 粉川 牧, 半貫 敏夫, Kenji Ishizawa, Tsutomu Kokawa, Toshio Hannuki
Format: Report
Language:English
Published: 国立極地研究所 1993
Subjects:
Online Access:https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8808
http://id.nii.ac.jp/1291/00008808/
https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8808&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1