南極人工地震観測用ペネトレーターの開発 (1)1989 年度経過報告

• Main Authors: 渋谷 和雄, 神沼 克伊, 水谷 仁, 藤村 彰夫, 塚本 茂樹, 山田 功夫, 伊藤 潔, 金沢 敏彦, 高崎 政之, 伊賀 章, Kazuo Shibuya, Katsutada Kaminuma, Hitoshi Mizutani, Akio Fujimura, Shigeki Tsukamoto, Isao Yamada, Kiyoshi Ito, Toshihiko Kanazawa, Masayuki Takasaki, Akira Iga
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 国立極地研究所 1991
• Subjects: 550.34:551.2; Antarctic; Sør Rondane Mountains; Sør-Rondane; The Antarctic; Antarc*; Antarctica
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8714; http://id.nii.ac.jp/1291/00008714/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8714&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

「南極ペネトレーター開発グループ」は, 到達困難域においてテレメーターを用いてセンサーを起動し, データを収録できる地震観測システムの開発を文部省科学研究費・試験研究により開始した。1989年度の研究経過は以下の通りである。(1)センサー(V241-M型)およびIFPアンプを製作し, 地震観測を開始した。(2)センサー, 水晶振動子, 電池, CPU, ROM等回路素子の衝撃試験を行った。(3)南極あすか基地においてペネトレーター容器のヘリコプター投下試験を行い, 雪の硬さのパラメーターとして8.3-11.1という値を得た。(4)テレメーターコマンド, データ伝送の基本概念設計を行い, VHF...