第26次南極地域観測隊気象部門報告1985

• Main Authors: 召田 成美, 福沢 志津夫, 島本 高志, 若林 正夫, Shigemi Meshida, Shizuo Fukusawa, Takashi Shimamoto, Masao Wakabayashi
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 気象庁 1989
• Subjects: Nihon Nankyoku Chiiki Kansokutai; Japan. Kishōchō; 551.5; Antarctic; Mizuho; Mizuho Station; Ongul; Syowa Station; Antarc*; Sea ice
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8631; http://id.nii.ac.jp/1291/00008631/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8631&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

この報告は第26次南極地域観測隊越冬隊気象部門が, 1985年2月1日から1986年1月31日まで, 昭和基地において行った気象観測の結果をまとめたものである。観測項目・方法は第25次観測隊とほぼ同じであるが, 新たにサンフォトメータの観測を開始し, 高層気象観測用の気球充填ガスを全面的にヘリウムに切り替えて運用した。越冬期間中に特記される気象現象としては, 次のものがあげられる。1) オゾン全量観測において, 冬期間を除いた月平均値が過去最低を記録した。特に, 9,10月で低く, 1985年10月11日に観測された176(単位m atm-cm)は, 観測開始以来の最低値である。2) 100m...