南極ドライバレー地域におけるエーロゾルの化学成分濃度

• Main Authors: 中谷 周, 増田 宣泰, 鳥居 信也, 鳥居 鉄也, Shyu Nakaya, Noriyasu Masuda, Nobuya Torii, Tetsuya Torii
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 弘前大学理学部地球科学科 1989
• Subjects: 551.5; Pacific; Vanda; Victoria Land; Antarc*; Antarctica
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8616; http://id.nii.ac.jp/1291/00008616/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8616&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

南極ドライバレー地域ライト谷のバンダ基地, ロワーライトハットでエーロゾル試料をワットマンNo.41ろ紙(径=110mm)にハイボリウムエアーサンプラーを用い約40-150m^3の大気を吸引採取し, 中性子放射化分析法により化学成分濃度を測定した。エーロゾル中Al濃度を指標として土壌起源粒子濃度を求め, 土壌起源粒子の降下フラックスを求めた。降下フラックス16μg・(cm)^<-2>・a^<-1>は北太平洋でのセジメントトラップ実験による大気除去土壌粒子フラックスに相当するものであった。 Atmospheric aerosols were collected at Va...