シラセ ヒョウガ リュウイキ ノ ラジオ エコー タンサ

P(論文) 東クィーンモードランド雪氷研究計画の一環として白瀬氷河流域でラジオエコー探査を行った。その結果, この流域での氷原および, 基盤岩からのエコー強度の分布が得られた。得られた氷厚と, 既に知られている氷床表面高度分布から基盤岩形態を求めた。白瀬氷河の近くでは, 基盤岩高度は海水面高度と等しいかそれ以下であるが, 内陸に入るに従って高度を増し500から1000mに達する。また, モレーンフィールドとして知られている場所では, 氷床表面直下に山が存在することもわかった。一方, 基盤岩からの反射エコー強度の分布から, 白瀬氷河流域主流部の氷床底部には何らかの形で水が存在すること, すなわち...

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Bibliographic Details
Main Authors: 前, 晋爾, マエ, シンジ, Mae, Shinji
Language:English
Published: 1986
Subjects:
Online Access:https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/8496/files/KJ00000139710.pdf
https://doi.org/10.15094/00008496
https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/8496