第22次南極地域観測隊夏隊報告1980-1981

• Main Authors: 福西 浩, Hiroshi Fukunishi
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 国立極地研究所 1983
• Subjects: Nihon Nankyoku Chiiki Kansokutai; Antarctic; Syowa Station; Mizuho; Ongul; Mizuho Station; Ongul Island; Prince Olav Coast; Molodezhnaya; Molodezhnaya Station; Akebono Rock; Antarc*
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8339; http://id.nii.ac.jp/1291/00008339/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8339&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

第22次南極地域観測隊の夏期行動の概要を述べる。吉田栄夫隊長以下隊員44名と約450tの観測隊物資を搭載した砕氷船「ふじ」は, 1980年11月25日東京港を出航した。「ふじ」は12月31日に昭和基地より約200海里の氷縁に着き, パックアイス帯, 定着氷域を一気に進み1月1日昭和基地より21海里の第1空輸拠点に到達した。その後輸送, 建設作業, 野外調査とも当初計画通りきわめて順調に進行した。本格輸送は1月3日より開始され, 15日までには油以外の物資の輸送はほぼ終了した。そして28日までにすべての物資が輸送された。情報処理棟, 海事衛星地球局, 西オングル島超高層無人観測所, 大型ロンビッ...