Paleomagnetic investigation of Ferrar dolerite in the McMurdo Sound region, Antarctica

• Main Authors: 船木 實, Minoru Funaki
• Format: Report
• Language: English
• Published: 国立極地研究所 1983
• Subjects: 551.1/.4:552; McMurdo Sound; Allan Hills; Wright Valley; Carapace Nunatak; Antarc*; Antarctica; Geomagnetic Pole
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8334; http://id.nii.ac.jp/1291/00008334/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8334&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

南極・マクマードサウンドのライト谷, アランヒルズ, カラペースヌナターク, それにフレミング山に分布する, フェラードレライトの岩床と岩脈から, 古地磁気学用試料を採集した。これらの試料に対し, 交流消磁および熱消磁を行い, 自然残留磁気の安定性を調べ, またヒステレシスおよび熱磁化特性も調べた。その結果, ライト谷, アランヒルズそれにフレミング山の試料は, 非常に安定な自然残留磁気を持つが, カラペースヌナタークのそれは, あまり安定でない。カラペースヌナタークの試料中の磁性粒子はおそらく擬単磁区あるいは多磁区構造を持ち, その他の試料のそれは, 単磁区あるいは擬単磁区構造を持つと推定さ...