Geological and geophysical survey in the Bellingshausen Basin, off Antarctica

海洋底磁気異常から推定できる古海溝の存在が, 3重合反射法地震探査記録断面で確認できた。また, 海洋基盤上の古海溝下部斜面堆積層, 大陸基盤上の古前弧堆積盆堆積層, 古島弧と古背弧堆積盆堆積層も確認できた。この古海溝-島弧システムは白亜紀以来存在していた。白亜紀∿古第三紀のアンデス火成岩類はこの古システムの背弧火成活動に当たる。海嶺の沈み込みはこの古海溝-島弧システム全体の隆起と加熱を引き起こした。海洋底磁気異常は, この海嶺の沈み込みが南極大陸にそって南西から北東へと順に起こっていったことを示す。この海嶺の沈み込み後, この古海溝-島弧システムは非活動縁辺域に転化した。古海溝と古島弧間では中...

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Bibliographic Details
Main Authors: 木村 勝弘, Katsuhiro Kimura
Format: Report
Language:English
Published: 石油公団石油開発技術センター 1982
Subjects:
Online Access:https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8303
http://id.nii.ac.jp/1291/00008303/
https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8303&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1