1976-77 ネン カキ ニ オケル ナンキョク マクマードオアシス ノ エンコ ノ エイヨウ エンルイ

• Main Authors: 松本, 源喜, マツモト, ゲンキ, 田中, 良樹, タナカ, ヨシキ, 鳥居, 鉄也, トリイ, テツヤ, Matsumoto, Genki, Tanaka, Yoshiki, Torii, Tetsuya
• Language: English
• Published: 1982
• Subjects: Antarctic; The Antarctic; Austral; Victoria Land; Ross Island; Taylor Valley; Vanda; Bonney; Wright Valley; Lake Bonney; Lake Vanda; Royds; Cape Royds; Lake Joyce; Pearse Valley; Home Lake; Island Lake; Adelie penguin; Antarc*
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/8287/files/KJ00000139501.pdf; https://doi.org/10.15094/00008287; https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/8287

P(論文) 1976-77年のフィールドシーズンに南極のロス島, ロイド岬のホーム湖, ドライバレー地域のライト谷のバンダ湖, テイラー谷のボニー湖およびピアス谷のジョイス湖の栄養塩類の研究を行った。その結果ホーム湖のPO_4P濃度は非常に高く, 湖の周辺のアデリーペンギンおよび盗賊カモメの排泄物の影響が著しいことが推察された。バンダ湖およびボニー湖における栄養塩類の鉛直分布のパターンは, 一般に従来の報告と同様でかなり安定していることが確認された。さらに今回初めて調査したジョイス湖にも高濃度のNO_3-NおよびNH_4-Nが検出され, この地域の湖の窒素化合物の濃度が一般に高いという特徴と矛...