日本-スウェーデン国際共同大気球観測報告

• Main Authors: 鮎川 勝, 江尻 全機, Masaru Ayukawa, Masaki Ejiri
• Format: Report
• Language: Japanese
• Published: 国立極地研究所 1981
• Subjects: 551.5; Esrange; Kiruna
• Online Access: https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=8244; http://id.nii.ac.jp/1291/00008244/; https://nipr.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=8244&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1

本報告は, 日本-スウェーデン国際共同大気球観測計画の初年度として, 日本製の大気球を初めて外国で使用して実施した大気球実験の経過と初期解析結果の報告である。1980年9月10日および11日に, オーロラ粒子の降り込みに伴うエネルギー収支の研究を目的とした大気球実験を, スウェーデン国キルナ市エスレンジ(67°52.2′N, 21°04.2′E)において実施した。実験は2機とも成功し, オーロラX線, VLF自然電波およびオゾン密度分布等のデータを収得した。また9月1日から約1ヵ月間, 同場所においてオーロラに伴う超高層物理現象の地上観測を行った。 This report is to desc...