サロマコ (エンスイコ) ニ オケル ice algae ニ ヨル チャクショク カイヒョウ
P(論文) 北海道オホーツク海岸の紋別において, 流氷下端から, また, サロマ湖の湖氷下端からも, ice algaeによる着色層を見出した。サロマ湖は潟湖であり, 湖内には31‰以上の塩水が存在する。したがって, 例年1月から4月へかけて湖面を覆う氷は, 海氷と呼び得る性質のものである。サロマ湖北西岸トエトコにおける観察の結果, 冬季形成される海氷は, 20~40cmに達した後, ほとんど成長を止めることを知った。この時期, 海氷下に褐色層が形成され, Fragilariopsis, Nitzschia, Thalassiosiraなどの珪藻を主としたice algaeが認められた。クロロ...
Main Authors: | , , , , , |
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Language: | English |
Published: |
1981
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Subjects: | |
Online Access: | https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/8208/files/KJ00000139424.pdf https://doi.org/10.15094/00008208 https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/8208 |