オングルトウ キンボウ ノ ゼン カンブリアキ ヘンマガン ニヨル コチジキガクテキ ケンキュウ

P(論文) 第1次および第3次南極観測隊派遣の際,古地磁気学研究の目的をもって,東オングル島昭和基地附近の先カンブリア紀の片麻岩(biotite horn-blende granodioritic gneiss)を方向をつけて採集してきた.これらの岩石の自然残留磁気(NRMと略す)の測定結果から,岩石生成時の地球双極子の方向を計算すると,Lat.=19°N,Long.=167°Wとなる.また,岩石の片理面が岩石生成時には水平面であったと仮定し補正しても,Lat.=3°N,Long.=107°Wとなる.いずれにしても岩石のNRMの方向から推定される地球双極子軸の方向は,西太平洋赤道地域にあったこ...

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Bibliographic Details
Main Authors: 永田, 武, ナガタ, タケシ, 清水, 吉雄, シミズ, ヨシオ, NAGATA, Takesi, SHIMIZU, Yoshio
Language:English
Published: 国立極地研究所 1960
Subjects:
Online Access:https://nipr.repo.nii.ac.jp/record/6983/files/KJ00002475996.pdf
https://doi.org/10.15094/00006983
https://nipr.repo.nii.ac.jp/records/6983