南極域の風送バイオエアロゾル実相調査: 気球等を使った先駆的生態系観測の展開
南極域の風送バイオエアロゾル(生物粒子)は、南極アイスコア微生物、大気循環による長距離輸送などから注目されている。黄砂バイオエアロゾル研究で培った手法・経験を応用し、南極域上空の風送バイオエアロゾル実相調査を世界に先駆けて行った。研究代表者の小林は、第54次日本南極地域観測隊夏隊同行者・公開利用研究(バイオエアロゾル)として南極に行き、2013年1月3日に、係留気球を用いて昭和基地Cヘリポート上空の採集を実施し、地上採集も昭和基地やラングホブデ等で行った。南極海上のバイオエアロゾル調査として南極観測船(砕氷艦)しらせ船上採集も実施した。帰国後、次世代シーケンサーなどを用いて生物分析を行った。...
Main Authors: | , |
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Format: | Report |
Language: | Japanese |
Published: |
金沢大学理工研究域自然システム学系
2014
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Subjects: | |
Online Access: | http://hdl.handle.net/2297/00057121 https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=50813 https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=50813&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1 |