重金属(Au,Ag,Hg,Sr)を高濃度に含んだ温泉バイオマットの海外学術調査
平成14・15年度はロシア・カムチャツカの地熱地帯や温泉のバイオマットの野外調査を行い、いずれの水圏にも、多様な重金属イオンを細胞内外に積極的に取り込んでいる土着のバクテリアを発見した。平成16年度は台湾の北投温泉と日本の玉川温泉のバイオマットの野外調査を行った。両温泉はともに放射能をもつ北投石(Barite重晶石)を形成することで有名な温泉である。本調査により、北投石およびバイオマットのガンマー線スペクトルがRa-226(42.2Bq/g),Ra-228(1.35Bq/g)となり、ウラン系列のRa-226が圧倒的に多いことが明らかになった。平成17年度には、タンザニア北西部ビクトリア湖の南岸...
Main Authors: | , |
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Format: | Report |
Language: | Japanese |
Published: |
金沢大学自然科学研究科
2006
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Subjects: | |
Online Access: | http://hdl.handle.net/2297/47780 https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=34765 https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=34765&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1 |