北海道穂別地域に分布するセノマニアンーチューロニアン階の浮遊性有孔虫層序
金沢大学大学院自然科学研究科 北海道穂別北部地域のMiddle-Upper Turonian亜階で,国際的に年代指標性のある浮遊性有孔虫が連続的に産出し,重要な浮遊性有孔虫帯境界であるHelvetoglobotruncana helvetica帯上限の層序学的位置を推定することができた.更に,国際的に同種と共産するとされている浮遊性有孔虫3種との共産が確認され,鍛冶屋の沢ルートの上部がほぼH. helvetica帯最上部であることが明らかになった.同ルートの炭素同位体比の変動は,汎世界的なMiddle-Upper Turonian亜階の変動と調和的であり,浮遊性有孔虫層序から推定された年代を支...
Main Authors: | , |
---|---|
Format: | Article in Journal/Newspaper |
Language: | Japanese |
Published: |
日本地質学会
2006
|
Subjects: | |
Online Access: | http://hdl.handle.net/2297/2534 https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=10133 https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=10133&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1 |