Geomagnetic Secular Variation Over and Near the Antarctic Continent
南極大陸近辺における地球磁場の永年変化は著しくはげしいことが,IGY南極観測の結果明らかになった.特に,昭和基地近傍はその変化量がはげしく,鉛直磁力の変化量は約2×10γ/年にも達する.第4図と第5図とを比較すれば,南半球,特に南極大陸近辺の地球磁場永年変化が北半球のそれに比していかに著しいものであるか一見して明らかであろう.特に昭和基地とHeard島の間は2800kmの距離であるにかかわらず,前者ではZ=181γ/年,後者ではZ=-98γ/年である.このきわめて顕著な永年変化局部異常は第6図に示す如く,地核表面附近の磁気双極子対の変動によって代表せしめ得るが,物理的に見て,このような磁気双極...
Main Author: | |
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Format: | Article in Journal/Newspaper |
Language: | English Japanese |
Published: |
National Institute of Polar Research
1961
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Subjects: | |
Online Access: | https://doi.org/10.15094/00007060 https://doaj.org/article/fbfe1bf464884d9285e12e404627822e |
Summary: | 南極大陸近辺における地球磁場の永年変化は著しくはげしいことが,IGY南極観測の結果明らかになった.特に,昭和基地近傍はその変化量がはげしく,鉛直磁力の変化量は約2×10γ/年にも達する.第4図と第5図とを比較すれば,南半球,特に南極大陸近辺の地球磁場永年変化が北半球のそれに比していかに著しいものであるか一見して明らかであろう.特に昭和基地とHeard島の間は2800kmの距離であるにかかわらず,前者ではZ=181γ/年,後者ではZ=-98γ/年である.このきわめて顕著な永年変化局部異常は第6図に示す如く,地核表面附近の磁気双極子対の変動によって代表せしめ得るが,物理的に見て,このような磁気双極子対を実現する電流渦対は極めて強烈なものであって,未だその発生機構について物理的に合理的な解釈は得られていない. |
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