共役点オーロラ画像処理システムの開発

オーロラの位置, 形および動きに関する南北共役性の解析を行うためにオーロラ画像処理システムの開発を行った。本システムは以下の3点で重要な特徴をもっている。1)本システムにより, 大量の画像データを高速かつ効率的に解析できる。2)磁気座標展開図およびオーロラダイナミック表示図により, オーロラの位置, 形および動きに関する南北比較が容易である。3)昭和基地とあすか基地の画像を合成することにより広範囲のオーロラ像を確認することができる。本システムを用いた実データ解析として, 1991年9月9日~10日, 昭和基地, あすか基地, Husafellの3点同時に観測されたSITオーロラTVカメラデータ...

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Bibliographic Details
Main Authors: 港屋, 浩一, ミナトヤ, ヒロカズ, 小野, 高幸, オノ, タカユキ, 佐藤, 夏雄, サトウ, ナツオ, 巻田, 和男, マキタ, カズオ, 芳野, 赳夫, ヨシノ, タケオ, Minatoya, Hirokazu, Ono, Takayuki, Sato, Natsuo, Makita, Kazuo, Yoshino, Takeo
Format: Other/Unknown Material
Language:Japanese
Published: 国立極地研究所 1994
Subjects:
Online Access:https://uec.repo.nii.ac.jp/record/8770/files/AN00181831_38_2_113.pdf