越冬期間中の燃料関係報告(設営科学技術部門)(<特集>南極シンポジウム)
第3次越冬は空輸によったため,越冬開始に当り226本の発電機用軽油の消費規正を行い,予備46本とし,年間使用量を180本と決め,各部門の電力使用量,時間等を規正して1日当り使用量を夏85l,春秋95l,冬110lと決めたが,隊員の協力により夏平均76.5l,冬平均83.1l,年平均80.7l,年間使用量157本の実績であった.雪上車用ガソリンの低温対策としては旅行出発前に全燃料中に含まれる氷晶を厚手ナイロン地でフィルトし,飛雪の混入を防止して解決した.ソ連ガソリンに比較して日本製ガソリンには氷晶の混入がはるかに多い. departmental bulletin paper...
Main Authors: | , , |
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Format: | Other/Unknown Material |
Language: | English |
Published: |
国立極地研究所
1961
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Subjects: | |
Online Access: | https://uec.repo.nii.ac.jp/record/8752/files/AN00181831 _11_1006.pdf |
Summary: | 第3次越冬は空輸によったため,越冬開始に当り226本の発電機用軽油の消費規正を行い,予備46本とし,年間使用量を180本と決め,各部門の電力使用量,時間等を規正して1日当り使用量を夏85l,春秋95l,冬110lと決めたが,隊員の協力により夏平均76.5l,冬平均83.1l,年平均80.7l,年間使用量157本の実績であった.雪上車用ガソリンの低温対策としては旅行出発前に全燃料中に含まれる氷晶を厚手ナイロン地でフィルトし,飛雪の混入を防止して解決した.ソ連ガソリンに比較して日本製ガソリンには氷晶の混入がはるかに多い. departmental bulletin paper |
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