アファンの森における哺乳類の自動撮影記録

• Main Authors: 高槻, 成紀, 奥津, 憲人, Takatsuki, Seiki, Okutsu, Kento
• Format: Other/Unknown Material
• Language: Japanese
• Published: 麻布大学 2011
• Subjects: Afan Woodland; automatic camera; digital camera; forest management; mammal fauna; Main Island; Ursus arctos
• Online Access: https://az.repo.nii.ac.jp/record/3627/files/bull_jau_vol21-22-001.pdf

1）長野県北部のアファンの森で2009 年7 月から12月まで，10 台（ただし9 月以降は14 台）の自動撮影カメラにより哺乳類の撮影を試みた結果，12種の野生哺乳類（大型としてツキノワグマ，ホンシュウジカ，イノシシ，中型としてホンドタヌキ，キツネ，アナグマ，ハクビシン，ノウサギ，小型としてホンドテン，イタチ，ニホンリス，ネズミ類。ただし，ネズミ類は複数種を含むが識別不能）とイエネコが撮影された。この結果はアファンの森に本州の中大型種の大半が生息することを示している。ただしムササビ，モモンガ，ヤマネなど樹上性の種は撮影されなかった。 2）撮影数は3,224 で，うち有効撮影は398（12.3...